!注意! この作品に含まれる表現など
*付き合ってる設定
*R18程度の性描写(高校卒業以下および18歳未満の閲覧を禁じます)
*わずかにSM的な表現
*前作「甘虐」および「甘虐・2」と世界観は同じです。既存作を読んでいなくても読めます。
以上大丈夫な方はスクロール↓
「なあ、デュース。今宵は、心ゆくまで……いい、か?」
「はっ、はい……っ」
はあ、とゆっくり吐かれたシルバー先輩の熱い息が耳にかかる。びくりと震える身体が、どうしてこうなったのかを思い起こさせた。
発端は今朝のこと。朝、すれ違ったシルバー先輩に挨拶したとき、なんだか様子が変な気がしたから、大丈夫ですかと声をかけた。そうしたら、物陰に引っ張り込まれて、キスされて、それもすごく熱くて濃厚なのを……。
それで、言われたんだ。
『すまない。……隠していたつもりだったんだが……。お前に、触れたくて仕方がない』って。
だったらせめて放課後から夜にかけてどっかで時間を作るんで、それまでは待ってくださいってしどろもどろになりながら伝えて。
それで、放課後僕どうされるんだろうって考えている間にあっという間に時間は過ぎ去って、今、こうなってるってわけだ。
放課後になって会いに行くなり、すぐさまシルバー先輩の部屋に連れられて、部屋の鍵と防音魔法をかけられて、もう僕をぺろりと食べる準備は整ってるってことで……。
ルームメイトの人とかどうしたんだろうって気になることもいろいろあるけれど、今やそんなこと聞く暇すらない。
でも、本来シルバー先輩はストイックな人だ。そんな先輩が、どうしようもない感情や欲に突き動かされて苦しいのなら、助けたい。
だから僕は、こうして今ここにいる。
「デュース」
はむはむと、正面から耳を食まれる。ベッドに隣あって座りつつ、向き合いながら軽く抱きしめられる体勢は、なんだか照れくさくてくすぐったい。
「せんぱい……」
口から、期待するような熱い息がこぼれる。シルバー先輩の目をじっと見つめれば、先輩はじっと見つめ返してきた。恥ずかしくなって目線を逸らすと、くい、と顎を引かれ目を合わせさせられる。
「逸らすな」
「だ、だって……恥ずかしい……です……」
「……可愛い、デュース」
そのまま顔を近づけられ、ちゅ、と音を立てて、唇が重なる。目を閉じる暇もなかったから、同じように目を開けたままのシルバー先輩の目が目の前で僕を見ていて、恥ずかしくて仕方なくなる。
確かに、もう何度も恥ずかしいところなんて見られているんだけど、ていうか縛られたり目隠しされたり、SMプレイみたいな真似までされたこともあるんだけど、でも、やっぱり、何度やっても恥ずかしいものは恥ずかしい。
そんなことが頭をよぎって、僕はシルバー先輩に尋ねた。
「今日、は……ロープとか、使わないんですか?」
「なんだ、縛って欲しかったのか?」
「い、いえそういうわけじゃないんですけど! ……いつもそうしてたから……」
ないならないでいいんです、と言えば、シルバー先輩はそうだな、と少し考え込む様子を見せた。
「今日は、いいんだ」
そうして僕の身体を引き寄せ、シルバー先輩の腕の中へと引っ張り込んだ。耳元に、ふう、と息を吹きかけられ、背筋にぞくっとした心地が走る。
「今日一日……ずっと、考えていた。お前のことを、どうしてやろうか、と。この愛おしい身体を、どう可愛がってやろうかと……」
つ、とシルバー先輩の指が、言葉に合わせて服の上から僕の身体をなぞる。なんだかそれだけで僕の身体はぞくぞくとした期待に溢れて、熱くなっていく感じがした。
「しるば、先輩……」
「その舌足らずな声を、聞かせてほしい……何度でも」
耳に、ぬるりとした感覚がした。ぴちゃ、くちゅ、という音と共に、ぞわぞわと身体が逆毛立つ感覚がし始める。
「ん……は、そのために……、お前に、少し、無理をさせてしまうかもしれないが……」
じゅる、と思い切り吸い上げられるような感覚がして、また僕の身体はびくりと震える。
「……いい、だろう?」
片耳を少し舐められただけでとろけ始めている僕の身体は、シルバー先輩のその言葉に逆らえるはずもなかった。
「う、ぁ……」
「……お前を食べ尽くしたい、と告げていたのに、それでもここへ来た、ということは……了承、と取っていいな?」
「……ぁ、ぅ、は、い……」
僕に抵抗の意思がないことが分かると、シルバー先輩は制服のジャケットを脱ぐ。そして僕のジャケットも器用に脱がせると、ベッド脇に放った。ぷちぷちと、ベストのボタンが外され、それも邪魔だと脱がされてしまう。とうとうシャツとズボンだけになった僕の身体からベルトを外すと、シルバー先輩の手がシャツの隙間から入り込んできた。
「ん……っ」
シルバー先輩の指が僕の肌に直接触れ始めた、それだけで僕の身体は反応してしまう。
「いい反応だな」
先輩の手はするすると僕の肌をなぞりながら、上の方へと上がっていく。そうして、とうとう僕の胸板のてっぺんにまで届こうとしていた。
「……今日は縛らない。が、代わりに……ここをたくさん、可愛がってやろう」
「ひぁっ!?」
指先で、乳首の頭をすり、と優しくゆっくり擦り始められる。手付きはゆっくりなのに与えられる快感が高くて、もう、今にもどうにかなっちまいそうになる。
「ぁ……せんぱ、むね……」
「音を上げるには、まだ早いぞ? 始まったばかりだ」
すり、すりと、シルバー先輩の指先がずっと乳首を擦ってくる。逃げようと身体をもじらせても、腰に回されたシルバー先輩のもう片方の腕と、僕の身体を挟み込む膝が、全身でがっしりと僕のことを捕まえこんでいて、身動きも取れず、ただ気持ち良くされるほかない。
「ぁ、ゃ……、」
「ふにふにしていて、柔らかいな」
感覚を確かめるように、シルバー先輩は僕の乳首を柔くふに、と揉む。まるで、スポンジケーキやプディングの柔らかさを確かめるみたいな手つきで。
「んっ……!」
「こっちもしてやろうか?」
快感に耐えようと身体をちぢこめていると、後ろから、耳に向かって、ふー、と息を吐きかけられる。突然の刺激に、やっぱり僕の身体は大きくびくりと震えた。
「気持ち良さそうだな。……もっと、与えてやろう」
「ぁっ……!」
じゅぷ、と音がして、耳の中を舐められる感じがする。優しくすりすりと乳首をこすりながら、耳を舐められて、たったそれだけなのに、身体には力が入らなくなっていって、僕の腰はもう抜け始めている。
「ん、ゃ、せんぱ、い……っ」
「……デュース」
名前を呼びながら、ふう、とゆっくりたっぷり息を吹き込まれて、背筋がぞくぞくってするのに、それを逃がしたいのに、逃がしたい先ではすりすりって乳首を撫でてまた別の気持ちいいのを与えられて、わけがわかんなくなる。
「ゃ、ゃだ……、これ、しちゃだめ……っ、こんなの、だめ……っ」
「デュース、まだだろ?」
こんなもので満足するはずはないだろう、とシルバー先輩は、乳首を擦っていた指を、ふにふにと柔く揉み込むように変化させた。
「ぁっ……!?」
それだけで僕の身体は、また新たに与えられた刺激にぞくびくと反応を返す。
「ふっ……、可愛い、デュース」
僕の身体に力が入らなくなったのを見て取ったのか、腰に回されてがっつりと僕を捕まえていたシルバー先輩の腕が、そっちも僕のシャツの中へと滑り込んできた。
「ぇ、ぁ、まさか……」
「……ふっ」
「んっ……! あ、ぁぁ、一緒に、だめぇ……っ」
両方の手で乳首を弄り始められ、僕はシルバー先輩の腕の中でじたばたと身体を善がらせて暴れることしかできなくなる。
「ん、んん、ぁ……っ」
すり、すり、と、優しくゆっくりなぞられているかと思えば、
「ふ、ふぅ、くっ、んん……っ」
ふにふにと指先の腹で柔く揉み込まれる。
「気持ちいいか、デュース?」
耳元には、はあ、という熱い吐息や、ふう、と吹き込むような吐息をかけられるし、
「き、もち、い……っ、せんぱい、きもちい……」
「可愛い、俺のデュース……、お前は、俺のものだ」
そんな風に身体をいじるまま、うなじにくちづけられたり、耳たぶをかぷかぷ噛まれたりして、僕は、もうどうにもできなくなる。
「はっ、はあ……、はっ……」
「息が上がってきたな」
いつもならこの辺りで、そろそろ勃ち始めている下のものを触ってくるところだ。だけど、今日は違った。
「ふっ。腰が抜けてしまっているようだな。いいぞ、俺に寄りかかってくれ」
「せん、ぱ……」
する、とシャツから手が抜かれ、先輩は力の抜けた僕の身体を支える。そして、僕を先輩と向き合うような体勢に変えさせると、しっかり捕まっていろよ、と膝立ちになった僕を見上げて笑った。
「せん、ぱい?」
「……美味そうだな」
今度は何されるんだろってぼーっとして回らない頭で考えていると、先輩の頭が、僕の身体に寄せられ、散々いじられた胸にぬるついてざらざらとするもので触れられる感触がした。
「んっ、ひ……!」
「……ん……」
ぴちゃ、くちゅ、とたっぷり唾液を含んだ舌で、シルバー先輩は僕の乳首を舐めていく。
な、なんで今日はこんな、僕の胸ばっか……! ゃ、やだ、そこやだぁ……っ!
「せんぱ、そこ、そこばっか、やだぁ……っ!」
「……は……、どうした? 気持ち良く、ないか?」
「き、もち、いから、やだ……っ」
はー、はー、と荒くなった息をこぼしながら、涙で滲む目でシルバー先輩に懇願する。
だけどそれはどうやら逆効果だったみたいで、そ、そういえばこの人、Sの人なんだった……っ!!
「……嫌と言われても、そんなに物欲しげな顔をされては……やめるわけにはいかないな?」
「せ、んぱい……っ」
「ほら、デュース。素直になれ。ここが欲しいんだろう?」
そうしてまたシルバー先輩は僕の乳首をぴちゃ、くちゅ、ぴちゃと音を立てて舐める。
「ぁっ、ゃ……、もう、ゃあ……っ、むね、や……っ!」
「……」
「ぁっ、ひぁっ!?」
かと思えば、今度は舐められてない方の乳首に手を伸ばし、伸ばした指の爪先で、カリ、と引っかくように乳首を弄り始める。僕はまだ、下も触られてなくて、ただ胸をずっと弄られてるだけなのに、それでもシルバー先輩の好きにされてるってことが、恥ずかしくて、嬉しくて、頭の中が気持ち良さでぐるぐるして、わけがわかんない気持ちになる。
「ゃ、ゃあ、ぃい、せんぱっ、ぁ、ぃい、そこ、いい、から、だめ……っ!」
「デュース」
「ゃ、ゃあ、いき、息かかって、喋っちゃやぁ……っ!」
「……息が気持ちいいのか?」
「ひぁあ……っ! や、やめ……っ! やめて、やだぁ……っ!!」
やだって言ったのに、シルバー先輩はわざと息をふう、と吹き込んだり、はあ、と吐きかけたりして、僕の身体を煽ろうとしてくる。
気持ち良さに背中がつい反ってしまうと、シルバー先輩は僕の背中を支える手で僕の背筋をするりと撫でて、そうされると背中にぞわってした感じと同時に、すごく幸せって気持ちが浮かんで、目がちかちかしそうになって、もう、何もわからない。
恥ずかしくて、気持ち良くて、もうこんなのから逃げだしたいのに、もっとしてほしいって矛盾した気持ちだけが、今の僕のことを身体中で支配していた。
「せ、んぱ……」
散々弄られて喘ぎ疲れた頃、はあ、と息を吐いて、先輩の目を見つめる。じっと見上げてくる鋭い目が、僕のことだけを映して、欲しがってくれていることに、ますます背筋がぞわぞわした。
そのまま、僕は力を抜いて、ベッドに倒れ込む。
「しるばー、せんぱい」
「……ん」
倒れ込んだまま、シルバー先輩に目線をやると、先輩はそれだけで察してくれたようで、シーツに散らばった僕の髪をそっと撫でた。
「頑張ったな、デュース」
「ん……」
よしよしと優しく頭を撫でられ、先輩が何かを準備し始める。僕は、この時間が少し好きだ。たくさん先輩の好きにされて、それで、恥ずかしいけど我慢したら、先輩がよく頑張ったなって頭を撫でて褒めてくれる。先輩はSの人だけど、やっぱり根っこは優しい人だなって感じて。僕のこと好きだからしてくれるんだなって分かって、好きな時間なんだ。
「後ろ、いじるぞ」
「……はい……」
ぽーっとした目で、シルバー先輩を見ている。ここまでとろけてしまうと、反応も鈍くなってシルバー先輩は楽しくないんじゃないかなって思うときもあったけど、先輩によると、そういうときは俺がこうなるまでしてしまったんだなって満足した気持ちになってることが多い、らしい。
そっか、ならいっかぁ、って、回らない僕の頭はシルバー先輩のことだけをずっと考えてる。
「ん……っ」
「大丈夫か? ……痛みがあったら、すぐに言ってくれ」
「だい、じょうぶ、です……せんぱい」
早く、せんぱいが欲しいです、って言ったら、先輩はちょっとだけナカで指をびくってさせた。驚かせちまったかな。
「……あまり煽ってくれるな。お前はどんどん、ねだりが上手くなるな……」
「へへ……、ん、ぁ……っ、せんぱい、そこ、もうちょっと……」
「ああ、この辺り……だったな」
「ぁ、ああ、せんぱ、ん、んぅ、ん……っ!!」
「……デュース」
先輩の指が、僕のナカで動く。僕の気持ちいいところを撫でるように、なぞるように、好き勝手に。その度に僕の身体は、もっと欲しい、その指でもっと僕をめちゃくちゃにして、好きにしてくれって、全身で先輩に言う。
「せ、せんぱい、もっと、そこ、もっとぉ……っ!」
「デュース……、は、可愛い、デュース……っ」
「ふっ、ぁ、ぁあ、んっ、いっ、ぁ、いい……っ!」
「ふっ。広がるまで、頑張れる……な?」
「ふっ、ふぅっ、は、はい……っ、ぁ、んぅ、ふっ、ぁあ、ぇぅ……っ!」
「……この調子なら、すぐだな」
そうして、最早しゃくりあげるような声を上げながら、先輩に後ろを弄られて、気持ち良さの波に何度も襲われてるうちに、いつの間にか準備は整う。
「デュース……挿れるぞ」
「ふ、ぁ、は……」
「……よしよし、あと少しだから、な」
もう涙と汗でぐしゃぐしゃになってる僕の髪をあやすように撫でてくれる。嬉しくてあったかくて、ほ、と息を吐くと、ふっと先輩は笑ってみせた。
「行くぞ」
「は、い……」
先輩のものが僕にあてられ、それがどんどんナカへと入ってくる感覚がする。
「ぁ、ぁあ、あ……っ!」
それだけで僕の目はチカチカと明滅し始めて、もうヤバイって直感する。
「せんぱ、せんぱい……、だめ、も、入っただけで、イキそ……っ」
「……っ、」
先輩が、僕の額にキスをする。にゅぷぷ、と音がして、奥の壁がトンと叩かれた。
「ぁ……っ! ぜんぶ、はい……っ」
「……そう、だな……」
いつの間にか先輩も息が上がっていて、余裕がなさそうだ。
「せんぱい……っ」
「……デュース、」
僕たちはお互いの形に慣らす暇もないまま、すぐに動き始める。
「ぁっ、あ、しるば、せんぱい、だめ、こつこつしちゃだめ、とんとんしないでぇ……っ!」
「デュース、デュース……っ」
「ゃ、ぁっ、あ、だめ、だめだめだめっ、ぁ……っ! ……だ、だめぇ……っ」
「……可愛い、デュース、好きだ……っ」
「ひ、んぐ、ぅ、う……っ、ふ、ふぁ、ぁあ、も、うぇ、ふぁ、はっ、ふっ、うぐ、せんぱ、しるば、せんぱぁ、い……っ!」
「あまり、俺を煽ってくれるなよ……!!」
「ひぁっ!? あ、だめ、そこ、そこほんとに、だめ、いま、いまそこ、だめっ、しるば、やめ、あ、そこ、そこ、そこぉ……っ! ぁっ、ゃっ、ぁっ……ぁっ、あああああああっ!!」
ずっと揺らされ続ける身体が、攻められ続けた奥が、快感の波に呑まれて、とうとう絶頂を迎えた。足が思い切りガクガクと震えて、先輩の背中に爪痕が残るくらい、ぎゅっとしがみついてしまって。
それでもまだ、先輩は止まってくれない。
「デュース、すまない、俺はまだ……っ」
「ぁ、ゃ、ゃあ、せんぱい、僕、ぼく今イ……っ、ぁ、ひぁああああああああっ!!」
「ふ……くっ……!」
どぷ、と、何かが僕のナカに吐き出されるような心地がした。
「……ぁ……♡」
とさりと、力の抜けた手首が、シーツの上に落ちた。
「大丈夫か? ……ほら、水を飲め」
「はい……」
後処理を終えたシルバー先輩が、ペットボトルの水を差しだしてくれる。たくさん喘いで喉が渇いていたから、助かるな。
「少し、声が掠れてしまったな。あれだけ声を上げれば、当然か」
すまない、とシルバー先輩は言う。でも、僕は、別にそれについて先輩を責めるつもりは毛頭ない。
「別に、いいですよ。少し、ダチにはからかわれるかもで、恥ずかしいけど……。でも、先輩がたくさん愛してくれた証だって、思うんで」
「……そうか」
先輩に抱かれたあとは、少しだけ大胆になれる。全部を曝け出してしまって、もう恥ずかしいことなんてないって状態だからだろうか。
「せんぱい、キスして……」
「……ああ」
シルバー先輩にキスをねだると、先輩は優しく何度も唇や額、頬にキスを落としてくれる。
「……へへ」
先輩の身体に頭をすり寄せると、撫でるような手つきで優しく抱き込んでくれた。
「ありがとう、デュース。……俺の我侭に、付き合ってくれて」
「いいですよ。僕、先輩の……恋人、なんですから」
他のやつには絶対させませんから、と言えば、そうか、そうだな、お前だけじゃないとな、とシルバー先輩は笑った。
「先輩、耳貸して」
「ん? なんだ?」
なんだか楽しそうな声色で、シルバー先輩は答える。そんな先輩に、僕は耳打ちする。
「……今日、すごく気持ち良かったです。またしてくださいね?」
「……っ、お前という奴は……っ!」
「へへ……。今しか言えないかな、って思って。だめ、でしたか?」
「……ダメ、ではないし、嬉しいのだが……。そんなことを言われては、今すぐにまた抱きたくなってしまうだろう」
「先輩のえっち」
「すまない……」
そうして、二人きりでベッドのシーツの中で、裸で笑い合う。夜空に浮かぶ一番星だけが僕たちを見守る中、こんな日々、時間がいつまでも続けばいいのになって、なんとなく星に願いをかけた。
*おしまい
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